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【ひろりん先生のインターネットかわら版】第4回・Androidの巻

ひろりん先生 ふと気づけばネット社会、もうついて行けない…と嘆くあなたへ“ひろりん先生”がインターネットを楽しく解説!
今回はとなりの人も持ち始めた!?「Android(アンドロイド)の巻」でございます。はじまり、はじまり~。

ひろりん先生のインターネットかわら版/第4回・Android(アンドロイド)の巻

ひろりん先生

ひろりん先生
TikiTikiのインターネットご意見番。特技は岡山弁。

アミちゃん

アミちゃん
生徒。インターネット初心者。すぐひろりん先生に頼る。

アミちゃん: ひろりん先生、大変です!!
ひろりん先生: なんだい?そんなに慌てて。
アミちゃん: お隣の家に「アンドロイド」が来たんですって!一般家庭にロボットが来るなんて、いやー、世の中進んだもんだ。
ひろりん先生: あはは、そりゃアンドロイド違いだよ。いくら科学が進んだからといっても、まだ、ロボットが一家に一台というわけにはいかんじゃろう。
アミちゃん: ソ・レ・ハ・ド・ウ・イ・ウ・コ・ト・デ・ス・カ?

アンドロイドといってもそっちじゃないよ

ひろりん先生: ふっふっふっ、きょうび、アンドロイドといえば、AndroidOSのことだよ。
アミちゃん: アンドロイド・オーエス
ひろりん先生: そうじゃ!“アンドロイド”といえば、今アミちゃんが言ったように、数年前まではいわゆる人造人間(人間の形をしたロボット)のことを指していたね。でも、ここ数年でスマートフォンやタブレット端末のOSが真っ先にイメージされるようになったんじゃ。
アミちゃん: ええーっ?この数年で?何が起きたんだろう…。
ひろりん先生: これにはGoogleさんとAppleさんの動きが大きな鍵を握っているんじゃ…。
Androidは、Googleさんが発表した、携帯電話のソフトウェア実行環境で、2008年秋に商用Android携帯電話としての販売が始まった。このときのOSがAndroid version1.0。Appleさんの初代iPhoneに遅れること1年のことじゃった…。
アミちゃん: 携帯電話?iPhone?Androidはスマートフォンなんですか?
ひろりん先生: うーん、まあ、スマートフォンでAndroidOSが動くんじゃな。ちなみにiPhoneのOSはiOSじゃ。
実はAndroidやiPhoneの前にもスマートフォンはあった。WindowsMobile端末やBlackBerryとかって聞いたことあるじゃろ?
アミちゃん: 聞いたことないです(きっぱり!)
ひろりん先生: …ああ、そう。まあ、そういう商品があるんじゃ。
それがじゃ!iPhoneが発売され、Android携帯がそれを追いかける形となった。そのとき、勢力図が大きく変わった!
アミちゃん: うーん、ドラマティック!
ひろりん先生: じゃろ?AppleさんがiPhoneをiPodやiTunesの機能から生まれた自分とこだけの製品としてアピールしているのに対し、GoogleさんはAndroid端末を、検索を含むインターネット上でのやりとりを増やすツールとして位置づけたのじゃ。そこでモバイルでももっとインターネットを使ってもらいたいと考え、従来の携帯電話(フィーチャーフォン)よりインターネットを楽しめるスマートフォンを必要としたのじゃ。
そういう意味ではGoogleさんはAppleさんを追いかけたわけではないとも言えるかなぁ?まあ、今ではiPhoneに対するiPadやAppleTVと同じように、AndroidタブレットやAndroidTVが販売されているけどね。
アミちゃん: なるほど、普通のケータイよりもスマートフォンの方がインターネットは利用しやすいかも?
ひろりん先生: 良くも悪くもGoogleさんのオープンな姿勢がAndroidOSの特徴と言えるね。Android Market以外でもアプリをインストールできること、複数のメーカー・通信キャリアからの端末提供があること、ソースコードの公開(一部非公開)、カスタムROMの存在、などなど。
アミちゃん: むむむ、なんか難しい…。
ひろりん先生: ははは、そうだね。まあ、AndroidOSはオープンなので、みんながアプリとか作りやすいと思ってもらえばよろしい。
まあ、それと関係しているかもしれないが、Android Marketでも、そうでなくてもiPhone用のAppStoreとくらべて無料のアプリが多いのも特徴だね。提供メーカーが多いことから端末の価格帯も広く、日本では発売されていない端末も含めれば100ドル以下(しかもSIMフリー)で入手できるものもあるんだよ。
アミちゃん: へぇー。海外には安い端末もあるんですね。
ひろりん先生: ただ、日本国内では携帯キャリアの制限や電波法の関係で単純に海外の製品を利用することは難しい。でも、この2010年末頃から国内メーカーからも多数の端末が登場していて、おサイフ機能やワンセグ、赤外線通信といった日本でおなじみの機能も搭載され、スマートフォンが普及する追い風となっているんじゃ。
アミちゃん: おサイフ機能があるとうれしい!ふぅ、今回もなんか難しかったな…。
ひろりん先生: そうか、そうか。では、疲れた頭にうれしい甘い小ネタを。
AndroidOSのバージョンにはスイーツにちなんだ愛称がつけられているものがあるよ。1.5がカップケーキ、1.6がドーナツ、2.0/2.1がエクレア、2.2がフローズンヨーグルト、2.3がジンジャーブレッド、3.0/3.1/3.2が蜂の巣、4.0がアイスクリームサンドイッチじゃ!
アミちゃん: うわー、おいしそう!さ、ひろりん先生、スイーツ食べに行きましょう。
ひろりん先生: 今日は絶対おごらんぞ~。私のスマホにはおサイフ機能はついてないからな!

今回の川柳
ロボじゃない アンドロイドは スマホでね

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