インターネットお役立ち情報「第2回・あなたのパソコンは大丈夫!?後編」
前回に引き続き「パソコンの動作とセキュリティ」に関する、お役立ち情報をお届けします。
後編では、パソコンの動作とウィルスの関係をまとめてみました。
■ウィルスがパソコンを遅くしている
ウィルスとは「無断でパソコンに侵入して、パソコンユーザーに何らかの不利益を与える悪質なプログラム」です。ウィルスの感染経路で一番多いのがインターネットです。いまではネットの常時接続も当たり前になっているので、その分ウィルスに感染する可能性も高くなっています。
また、以前ご紹介したスパイウェアを含むマルウェアという悪意のあるソフトウェアも増えてきています。
マルウェアといわれるウィルスの種類
ウィルス | 記憶媒体やメールを介して自己感染を繰り返すプログラム |
ワーム | ネットワーク経由で自己増殖するプログラム |
トロイの木馬 | 有用なプログラムなどを装って侵入するプログラム |
スパイウェア | パソコンの情報を盗み取るプログラム |
アドウェア | 広告などを勝手に表示するプログラム |
※この他にもたくさんの種類があります。
マルウェアに感染すると、個人情報を盗まれるばかりか、パソコンのハードディスク内やシステムを破壊するものまであります。また、アドレス帳に登録されているメールアドレスに対し、マルウェアのコピーを添付して、勝手にメールを送信するものがあります。
そして、パソコンの動作を遅くしてしまうのが、メモリ常駐型のウィルス(スパイウェアやアドウェアに多い)です。
感染したファイルを一端実行すると電源がついていればプログラムが動作し続けるため、パソコンに負荷をかけ動作を遅くしてしまいます。そして、セキュリティソフトを使ってウィルスを駆除しなければ、ファイルやシステムに感染が広まっていくということも考えられます。
前回ご紹介した、WindowsUpdateやセキュリティソフトを定期的に更新することを心がけて、快適なパソコンライフを送りましょう。
パソコンが快適だと仕事も速くなりますね!!
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