落雷によるモデム故障にご注意!
もうすぐ夏ですね!もくもくとした入道雲が風物詩の季節になりました。
と、同時に気になるのが雷(かみなり)。
毎年6月頃から、落雷によるモデム等の機器の故障が原因で、インターネット接続ができなくなったというお問い合わせを多くいただきます。
雷から大切な機器を守るにはどうしたらよいのでしょうか。
おなじみ、サポートセンターのインダさんに話を聞きました。
編集部: | 雷でモデムなどの機器が故障することがあるんですね。 |
インダ: | そうなんです。パソコンとモデムなどの周辺機器は雷に弱いんです。直接の落雷はもちろん怖いですが、お客様のお宅につながっている電線・電話線の電柱に雷が落ちた時なども影響が出る場合があります。雷注意報、雷警報が報じられた時や、雷が発生する恐れのある時は、ゴロゴロ聞こえ出す前に対策することをオススメします。 |
編集部: | では、具体的にはどんな対策をしたらよいのでしょうか。 |
インダ: | 最も簡単なのはモデムのACアダプタをコンセントから抜き、モジュラーケーブルも抜くことですね。電気線だけでなく、電話線からの影響もあるので両方抜きましょう。 |
編集部: | 物理的に線を抜いてしまえばいいんですね。 |
インダ: | はい。あと、外出、就寝前など長時間利用しない時も同様にACアダプタをコンセントから抜き、スプリッタ、ADSLモデムからモジュラーケーブルを抜いて備えておきましょう。 |
編集部: | なるほど、外出中だと雷が鳴ったとしてもすぐには帰れないし、寝ている時だと雷に気づかない時もありますもんね。 |
インダ: | そんなに熟睡しているんですか…? |
編集部: | …。他にやっておいた方が良いことはありますか? |
インダ: | 予防策として「アース線を接続する」「雷ガード製品を備え付ける」というのも有効です。雷ガード製品を使うとモデムをはじめ、パソコン、プリンタなどつながっている機器の電源を一度に管理できるので便利です。 あと、モデム等の電源を切ったり、モデムからモジュラーケーブルを抜いている間はインターネット接続やTikiTikiフォンが使えませんので、気をつけてください。 |
編集部: | 当たり前のことのようですが、つい忘れてしまいそうですね。雷が行ってしまって、再接続する時にも電源をチェック!わかりました。 |
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