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【ひろりん先生のインターネットかわら版】第2回・デジタルサイネージの巻

ひろりん先生ふと気づけばネット社会、もうついて行けない…と嘆くあなたへ“ひろりん先生”がインターネットを楽しく解説!
今回は街で見かける電子看板「デジタルサイネージの巻」でございます。はじまり、はじまり~。

ひろりん先生のインターネットかわら版/第二回・デジタルサイネージの巻

ひろりん先生

ひろりん先生
TikiTikiのインターネットご意見番。特技は岡山弁。

アミちゃん

アミちゃん
生徒。インターネット初心者。すぐひろりん先生に頼る。

アミちゃん: ひろりん先生、こんにちは!
ひろりん先生: やあ、アミちゃん!こんにちは。
アミちゃん: さっき、駅前広場ででっかいテレビを見てきました!街の紹介や会社の宣伝が次々に画面に出てきてカッコ良かったですぅ。
ひろりん先生: それは、今、流行りの「デジタルサイネージ(Digital Signage)」じゃな。
アミちゃん: タルタルソーセージ?
ひろりん先生: ちがーう!デ・ジ・タ・ル・サ・イ・ネージ。つまりは電子看板じゃ。
今まで、看板というとペンキで描いたものやプリントして貼ったものが主流だったじゃろ?デジタルサイネージはデジタル技術を使ってプラズマや液晶テレビのディスプレイに情報を表示させる看板なんじゃ。

デジタルサイネージじゃ

アミちゃん: へぇー、ハイテクですね。
ひろりん先生: アミちゃんが駅前広場で見たように、公共施設やショッピングモールなどでたくさんの人に見てもらいたい時は、大きいディスプレイを使うことが多いね。お店の中や病院などで使われている小さなディスプレイのものも、広い意味ではデジタルサイネージと言えるかもしれん。
アミちゃん: ふーん。でも、なんで今、デジタルサイネージなんですか?
ひろりん先生: 紙や板の看板は動かんじゃろ?デジタルサイネージは動くんじゃ!動画やスライドショーも流せるから、より楽しい、目を引く看板になる。
アミちゃん: なるほど!
ひろりん先生: あと、今までの看板は一旦設置したら、すぐには違うものに張り替えられない。でも、デジタルサイネージだったら、極端に言うと朝・昼・晩で変えることができる。
例えば、駅前広場だと、朝は通勤の人が多いのでビジネスマン向けの内容、昼間はお母さんと子どもが多いのでファミリー向けの内容といった感じで、見る人にあわせて内容を差し替えられるんじゃ。
アミちゃん: より効果的な宣伝ができるんですね。あれ?内容はどうやって差し替えるんですか?
ひろりん先生: ディスプレイに直接、動画やスライドの入ったUSBメモリやパソコンをつなげる方法もあるし、インターネットを使えば、離れた場所からも内容を差し替えることができるぞ!
アミちゃん: 離れたところからも?
ひろりん先生: そうじゃ。あと、幾つかの場所にディスプレイを設置、本部のパソコンからインターネットを経由して、一斉に同じ内容を表示させる、といったこともできるんじゃ。

離れた場所からも配信

アミちゃん: おもしろそう!
ひろりん先生: あと、今までの看板だと広告面の差し替えに費用がかかるので、何ヶ月かは同じ内容の広告を出さざるを得なかったが、デジタルサイネージだと短期間の広告出稿もできる。例えば、イベント開催中の1週間だけCMを流すといったこともできるんじゃ。
アミちゃん: フットワークが軽くなりますね。
ひろりん先生: 他には…、デジタルサイネージの技術は広告以外にも応用されとる。空港や交通機関、デパート、公共施設のお知らせ表示にも活用されているんじゃ。
アミちゃん: 見たことあるかも!もしかすると知らず知らずのうちにデジタルサイネージを見ているかもしれませんね。そうだ!もう一回、駅前広場に行ってこようっと。先生、さようなら~。
ひろりん先生: さようなら~、って、アミちゃん何しに来たんじゃ?おーい!

今回の川柳
街で見る 電子看板 ハイテクだ

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